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【市況】個別銘柄戦略:ハーモニックや第一三共などに注目

マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより

24日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。23日の米国市場は感謝祭の祝日で休場だったほか、24日は感謝祭の翌日「ブラックフライデー」で短縮取引となり、海外勢のフローは限られると考えられる。円相場が1ドル111円20銭台で推移しており、円高も主力大型株への利益確定に向かわせそうである。三菱マテリアルの子会社3社によるデータ改ざん報道や北朝鮮情勢への警戒も重しになるだろう。一方で個人主体の中小型株への物色が活発である。マザーズ指数は足元で5営業日続伸となり、直近戻り高値を更新している。これまで海外勢主導による主力大型がけん引していたことから中小型株には相対的な出遅れ感も意識されており、短期筋の値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。とはいえ、週末要因から積極的な上値追いが限られるなか、資金の逃げ足も速そうだ。個別では格上げ等が観測されているところでは、ハーモニック<6324>、第一三共<4568>、SUBARU<7270>に注目。ブラックフライデーへの思惑から任天堂<7974>などゲーム株のほか、防衛関連なども注目されそうだ。
《HT》

 提供:フィスコ

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