市場ニュース

戻る
 

【通貨】東京為替:ドル・円は下げ渋り、個人の押し目買いで

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

23日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。日米の祝日による休場で薄商いのなか、ドルは111円付近まで弱含み個人の押し目買いが観測された。

東京市場は勤労感謝の日、米国市場は感謝祭による休場で閑散商いのなか、米連邦準備制度理事会(FRB)の金利正常化方針の不透明感からドル売りが先行。前日NY安値を下抜け一時111円07銭まで弱含んだ。

ただ、9月20日以来の安値まで値を下げたことで、個人が押し目買いを強めドルは111円20銭付近で下げ渋った。一方、米10年債利回りが低水準、米株式先物もややまちまちで、目先は短期的に111円を割り込む可能性があろう。

ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円07銭から111円32銭、ユーロ・円は131円44銭から131円57銭、ユーロ・ドルは1.1814ドルから1.1825ドルで推移した。

《MK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均