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【市況】東京株式(大引け)=106円高と続伸、後場は祝日を前に買い手控えで上げ幅縮小

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 22日の東京株式市場は、前日の米株式市場でハイテク株が上昇したのを受けて、電機、機械、自動車などの輸出関連をはじめ、金融関連銘柄などにも買いが優勢となった。ただ、後場に入ると、あす23日が日米ともに祝日で休場となるため、買い手控え姿勢が強まり、日経平均株価の上昇幅は徐々に縮小する推移となった。

 日経平均株価終値は、前日比106円67銭高の2万2523円15銭と続伸した。東証1部の売買高概算は16億339万株、売買代金概算は2兆7064億3100万円。値上がり銘柄数は1062、対して値下がり銘柄数は868、変わらずは108銘柄だった。値上がり銘柄は全体の52.1%に達した。

 個別銘柄では、21日にオールセラミック固体電池「セラチャージ」を開発したと発表したTDK<6762>が売買代金を大きく膨らませて急騰。このほか、TYK<5363>、木村化工機<6378>、THK<6481>、オークマ<6103>、牧野フライス製作所<6135>、関東電化工業<4047>、オハラ<5218>、ワコム<6727>が買われた。

 半面、国産初のジェット旅客機「MRJ」が初の注文キャンセルに見舞われる可能性が出てきたと一部で伝えられた三菱重工業<7011>が売られた。このほか、すかいらーく<3197>、日本ペイントホールディングス<4612>、太平洋セメント<5233>、味の素<2802>、コスモス薬品<3349>が軟調な推移となった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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