【市況】ETF売買動向＝22日前引け、ＶＩＸベア、日興グリーンが新高値

　22日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比6.5％増の1181億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同7.8％増の1099億円だった。

　個別では中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> 、上場インデックスファンドＦＴＳＥ日本グリーンチップ３５ <1347> 、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> など7銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年　ＥＴＦ <1656> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> が新安値をつけた。

　日経平均株価が173円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金834億5300万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1059億9500万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が132億6500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が34億8400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が26億3300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が22億4000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が9億5100万円の売買代金となった。

株探ニュース