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【材料】デリカフーズホールディングス---2Qは58.2%営業増益、新規顧客獲得と既存取引の深耕が順調に進展

デリカフHD <日足> 「株探」多機能チャートより

デリカフーズホールディングス<3392>は13日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比7.0%増の178.61億円、営業利益が同58.2%増の2.93億円、経常利益が同61.9%増の3.23億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同61.0%増の2.06億円となった。

主要取引先である外食産業において売上が堅調に推移したことに加え、フードディフェンスを含めた食品安全確保・リスク管理体制、徹底した温度管理体制及び最新の生産設備等が高く評価され、継続的な人手不足の影響に伴いカット野菜・真空加熱野菜の需要が増加したこと等により、新規顧客の獲得及び既存取引の深耕が順調に進展した。
利益は、8月以降、野菜の調達価格高騰及び廃棄ロスが発生したことに加え、組織再編に伴う費用、物流網構築費用等を計上したが、西東京FSセンターが3月より黒字転換し大きく利益貢献した。

2018年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比2.7%増の355.00億円、営業利益が同34.4%増の7.50億円、経常利益が同32.1%増の8.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同51.1%増の4.98億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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