市場ニュース

戻る
 

【材料】平山ホールディングス---1Qは人材不足の需要を捉えてインソーシングと派遣事業が好調

平山 <日足> 「株探」多機能チャートより

平山ホールディングス<7781>は14日、2018年6月期第1四半期(2017年7~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比15.1%増の31.41億円、営業利益が0.22億円(前年同期は0.26億円の損失)、経常利益が0.31億円(同0.23億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.70億円(同0.22億円の損失)となった。

インソーシング、派遣事業においては、輸送用機器、住設関連、食品関連分野からの受注は引き続き堅調に推移した。また、地域的には、前期より中国地方および九州北部地域を強化してきた成果が現れ収益に貢献した。

技術者派遣事業においては、引き続き自動車等の輸送機器分野及び通信機器分野での需要が堅調に推移した。新卒人員に関しては全員の配属を完了し、既に売上高増強に寄与している。また、経験者採用が困難な情況の中、教育施設の設備・環境・体制の整備を行い新たな新卒受け入れ態勢を構築している。海外事業においては、主力のタイ国において、民間消費者指数の良化と自動車販売台数の増加が見られた。法人の顧客を中心に値上交渉を行なうとともに利益率の改善に努めている。

2018年6月期通期の業績予想は、売上高が前期比12.5%増の131.00億円、営業利益が同300.1%増の1.60億円、経常利益が同82.0%増の1.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同36.0%増の2.00億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均