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【材料】<注目銘柄>=エンシュウ、国内外で工作機械の受注好調

エンシュウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 エンシュウ<6218>は、工作機械と輸送機器が事業の二本柱。10月31日には18年3月期通期の連結営業損益見通しを、従来予想の4億8000万円の黒字から6億7000万円の黒字(前期は4億400万円の赤字)に上方修正した。

 工作機械は昨年受注した採算の厳しい案件が続くものの、足もとでは中国や北米を中心とした海外および国内の受注が好調。原価低減などの効果もあり、通期では1億5000万円の営業黒字(前期は8億5000万円の赤字)が確保できる見通し。また、輸送機器ではベトナム現地法人の生産が着実に増加しており、同部門の通期営業利益は4億7000万円(前期比19.1%増)が見込まれている。

なお、同社は7月にトヨタ自動車<7203>と共同開発したレーザークラッドバルブシート加工機の量産を開始しており、これが今後の期待材料となる。株価は上値の重い展開が続いているが、まずは7月につけた年初来高値206円が目標となりそうだ。(参)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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