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【材料】ビーグリーが3日ぶり反発、株主優待制度の新設と上期営業利益25%増を好感

ビーグリー <日足> 「株探」多機能チャートより
 ビーグリー<3981>が3日ぶりに反発している。14日の取引終了後、17年12月31日時点の株主から株主優待制度を新設すると発表しており、これを好感した買いが入っている。

 毎年12月末時点で1単元(100株)以上を保有する株主を対象に、コミック配信サービス「まんが王国」でポイントに引き換えて利用できる「まんが王国図書券」を、保有株数に応じて1000~5万ポイント贈呈するとしている。

 また、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)単独決算が、売上高68億1700万円(前年同期比13.2%増)、営業利益9億6200万円(同25.9%増)、純利益5億8100万円(同36.7%増)と2割を超える営業増益となったことが好感されている。

 コミック配信サービス「まんが王国」で、販促キャンペーンの実施や約50ページ以上が無料で読める「じっくり試し読み」の充実などでサイト訪問者を課金会員へと誘導する施策を展開したほか、コンテンツの拡充に注力したことが寄与した。

 なお、17年12月期通期業績予想は、売上高91億6500万円(前期比9.9%増)、営業利益11億2400万円(同42.8%増)、純利益6億7200万円(同65.1%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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