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【通貨】外為サマリー:1ドル113円40銭前後で推移、7~9月期GDPに反応限定的

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 15日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=113円47銭前後と前日午後5時時点に比べ20銭強のドル安・円高で推移している。

 14日のニューヨーク市場は、NYダウが下落するなか、ドルは一時113円30銭まで下落した。ただ、その後、NYダウの下げ幅縮小とともにドルの下値には買いが流入。結局、113円40銭台で取引を終えた。

 この日の東京市場でドルは113円40銭前後のもみ合い。日経平均株価は一時、前日比で200円を超す下落となったが、売り一巡後は下げ渋る展開。ドル円も下値に買いが入り底堅く推移している。この日発表された7~9月期の国内総生産(GDP)成長率は、物価変動を除いた実質で年率換算1.4%増となった。市場予想の1.5%増を若干下回ったが市場の反応は限定的だった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1792ドル前後と同0.0100ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=133円81銭前後と同80銭強のユーロ高・円安で推移している。前日発表されたドイツの7~9月期GDPが好調だったことからユーロが買われる地合いが続いている。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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