【特集】はてな Research Memo(6):無借金経営で高い安全性を保持
はてな <日足> 「株探」多機能チャートより
■はてな<3930>の業績動向
2. 財務状況と経営指標
流動資産は1,259百万円(前期末比189百万円増加)となったが、これは主に現金及び預金が144百万円、売掛金が56百万円増加したことによるものである。固定資産は334百万円(前期末比114百万円増加)となったが、主にソフトウェアが53百万円、投資有価証券が60百万円増加したことによる。繰延資産は株式交付費償却により2百万円(前期末比1百万円減少)となった。
流動負債は280百万円(前期末比44百万円増加)となったが、これは主に買掛金が8百万円、未払法人税等が30百万円増加したことによる。固定負債は資産除去債務の増加により22百万円(前期末比137千円増加)となった。
純資産は1,292百万円(前期末比256百万円増加)となったが、これは主に、資本剰余金が12百万円増加し、利益剰余金が233百万円増加したことによる。
借入金がないことに加え、純資産の増加により自己資本比率が上昇しており、財務的な安全性がさらに高まっている。収益性を表す数値についても軒並み上昇しており、収益力が向上している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)
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提供:フィスコ