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【市況】個別銘柄戦略:三菱UFJや任天堂関連銘柄に注目

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

利食い優勢の相場展開が続きそうであり、引き続きインデックスに絡んだ商いに振らされやすいだろう。14日の米国市場は、税制改革への先行き懸念や原油安が上値を抑え、終日軟調推移となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円安の22305円となり、朝方はこれにサヤ寄せする格好からの売りが先行しよう。

もっとも目先的には25日線辺りまでの調整は想定内とみられ、物色対象も好業績銘柄やインデックス売買の影響を受けづらい中小型株にシフトしやすいだろう。短期的な値幅取り狙いの売買が中心にはなりやすいだろうが、出遅れ感のある銘柄などには自律反発狙いの資金が向かいやすい。

また、個人投資家の待機資金が積み上がっており、MRFの残高が13兆円超と過去最高を更新したと報じられている。株高による利益確定売りが進む一方、新たな投資先を意識した出遅れ銘柄への物色に向かわせそうだ。全体としては、大引け間際のインデックス売りに注視しつつ、押し目買いスタンスになりそうだ。

個別では格上げ等が観測されているところで、前田建<1824>、アイシン精機<7259>に注目。決算では三菱UFJ<8306>、テーマ株では任天堂<7974>に関連する銘柄のほか、農業関連に注目したい。

《HT》

 提供:フィスコ

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