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2017年11月15日07時40分

【経済】NYの視点:米PPIが5年半ぶり高水準、ハリケーン復興需要が押し上げ


米労働省が発表した10月生産者物価指数(PPI)は、前年比で+2.8%と、9
月+2.6%から低下予想に反して上昇し、2012年2月以降5年半ぶりの高水準となった。食品とエネルギーを除いたコアPPIも前年比で+2.4%と、予想外に9月+2.2%から上昇。2012年2月以降5年半ぶりの高水準となった。

9月に続き2カ月連続で、主に、燃料、化学、エネルギーサービス、建設財など、ハリケーン復興需要の増加が物価を押し上げた。こうしたいくつかの価格上昇は一時的である可能性もあるが、小売り販売価格に波及すれば、上向きのインフレ見通しにつながるとの期待もある。

すでに米国の12月の利上げは織り込まれているものの、インフレが上昇している証拠は朗報。インフレが一時的な傾向に終わる可能性は懸念される。米労働省が15日に発表する10月消費者物価指数(CPI)でさらに物価動向を確認していく。市場エコノミストは、連邦公開市場委員会(FOMC)が特に注視しているコアCPIが6カ月連続で前年比+1.7%の低水準で推移していると見ている。

《CS》

 提供:フィスコ

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