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【材料】<注目銘柄>=薬王堂、東北地盤のメガドラッグストアで成長路線まい進

薬王堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
 薬王堂<3385>の3200円近辺のもみ合いは拾い場となろう。同社は岩手を地盤に東北5県での小商圏で集中的に店舗展開する独立系ドラッグチェーン。業態にこだわらず、食品や日用品など幅広く販売し、消費者の需要を取り込むことに成功している。今期に入ってから、月次ベースの売上高は全店ベースでは平均で2ケタ伸長を確保、既存店ベースでも前年同月を下回った月はない。既存店で10月まで31カ月連続の前年同月比プラスを継続するという状況で、メガドラッグストアとしての強みを存分に発揮している。

 18年2月期は本業のもうけを示す営業利益が前期比8%増の34億4400万円を予想しているが、37億円前後に上振れする可能性がある。遡って16年2月期営業利益は33%増、17年2月期は20%増という伸びをみせている。出店攻勢による成長力を考慮すると25倍台のPERに割高感はなく、5月につけた上場来高値3605円の払拭は十分に可能とみられる。(市)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

最終更新日:2017年11月14日 10時11分

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