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【市況】短期筋の売り仕掛けに注意したいところ/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 13日のNY市場は上昇。税制改革法案を巡る先行き不透明感から投資家心理が悪化し、売りが先行。売りが一巡した後は買い戻しが広がったものの、本日は主要経済指標の発表もなく上値は限られた。ダウ平均は17.49ドル高の23439.70、ナスダックは6.66ポイント高の6757.60。シカゴ日経225先物清算値は大阪比85円高の22365円。
 前日の300円を超える下げの反動もあり、自律反発が意識されやすいところである。昨日は売り先行で始まり、その後は22500円処での下げ渋る動きが続いていたが、引け前30分辺りから先物主導で下げ幅を広げる格好となった。これによりボリンジャーバンドでは+1σを下回ってきており、中心値(25日)水準が意識されてくる可能性がある。5日線が上値抵抗となる中、同線が下向きに推移してくるため、手掛けづらくさせそうだ。一目均衡表では転換線を下回り、目先は基準線辺りが意識されてくる可能性。MACDはシグナルを若干下回ってきており、陰転シグナルを発生させつつある。ナイト・セッションで一時22110円まで下げる場面もみられている。戻りの鈍さが意識される局面においては、短期筋の売り仕掛けに注意したいところであろう。22000-22500円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 22500円-下限 22000円

《TM》

 提供:フィスコ

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