【通貨】東京為替:ドル・円は下げ渋り、国内勢の押し目買いが継続
ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
13日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り。国内勢による押し目買いが継続し、113円半ば以上を維持した。
週明け東京市場で、日経平均株価の軟調地合いや米10年債利回りの低下基調でドル売り・円買い先行となった。ただ、113円半ば付近は引き続き国内勢による押し目買い意欲が強く、ドルは下値の堅さが目立った。
日経平均は軟調地合いで前引けたものの、ランチタイムの日経平均先物はプラスに切り返しており、日本株反転を期待したドル買い・円売りが観測される。日銀によるETF買入れによる株価の改善も見込まれているようだ。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円50銭から113円71銭、ユーロ・円は131円29銭から132円60銭、ユーロ・ドルは1.1652ドルから1.1665ドルで推移した。
【経済指標】
・日・10月企業物価指数:前年比+3.4%(予想:+3.0%、9月:+3.0%)
【要人発言】
・ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁
「FRBの12月利上げを想定。将来的なあらゆる経済ショックに備える必要がある」
・ズマ・南ア大統領
「高等教育無償化、調査報告を精査するまで発表を控える」(声明)
《MK》
提供:フィスコ