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【材料】桑山---クリスマス商盛期に向けての受注体制が整う

桑山 <日足> 「株探」多機能チャートより

桑山<7889>は9日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比16.6%減の147.38億円、営業利益が同71.4%減の2.61億円、経常利益が同45.1%減の3.61億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同59.7%減の1.72億円となった。

海外市場では、中国での経済成長減速に影響された同地域での宝飾市場の伸び悩みから、同社の中国市場でのダイヤモンド素材販売が大幅に減少した。国内市場でもこの影響に加え、小売市場の停滞と販売単価の低下から受注が減少し、売上と収益共に低下した。

一方、製造面では海外製造拠点での生産能力拡大が計画通り実現し、今期のクリスマス商盛期に向けての受注体制が整った。しかし、能力拡大にともなう海外製造拠点での経費増から、現段階での営業利益は大幅な減少となった。ただし、第3四半期でのクリスマス需要、第4四半期での中国の旧正月需要と本格的な商盛期を迎え、売上が上昇すると見込まれる。

《MW》

 提供:フィスコ

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