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【材料】木徳神糧---3Qは売上高が769.21億円、通期予想は据え置き

木徳神糧 <日足> 「株探」多機能チャートより

木徳神糧<2700>は9日、2017年12月期第3四半期(2017年1~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.7%減の769.21億円、営業利益が同52.7%減の4.25億円、経常利益が同48.9%減の4.81億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.7%増の7.28億円だった。

売上高は、2016年産米の国内需給が引き締まっているなか、国内産米の販売単価が上昇したものの、食品事業に属する連結子会社を前期に譲渡したこと等から、微減収となった。

損益面では、飼料事業は引き続き堅調に推移したものの、国産米の仕入価格が予想以上に上昇したこと、低価格米の調達が難航し外食等向けの採算が悪化したこと、食品事業や鶏卵事業の採算が悪化したこと等が影響した。なお、遊休固定資産の売却等による特別利益を計上したほか、法人税等税額の減少もあり、親会社株主に帰属する四半期純利益は増益となった。

2017年12月期通期の連結業績予想ついては、売上高が前期比0.2%減の1,025.80億円、営業利益が同30.3%減の7.40億円、経常利益が同31.9%減の7.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.1%増の9.20億円とする期初計画を据え置いている。

《MW》

 提供:フィスコ

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