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【材料】ジオマテック---2Q減収となるも、経営全般にわたる効率化により利益は黒字転換

ジオマテック <日足> 「株探」多機能チャートより

ジオマテック<6907>は7日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比12.7%減の36.09億円、営業利益が0.73億円(前年同期は1.85億円の損失)、経常利益が0.97億円(同1.24億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.91億円(同26.24億円の損失)となった。

FPD用基板では、液晶パネル用帯電防止膜は、スマートフォン向けで受注増加はあったものの、タブレット端末向けは受注が大幅に減少した。タッチパネル用透明導電膜は、スマートフォン向けは安定的に推移したが、カーナビゲーション向けは抵抗膜方式から静電容量方式へ需要が移行したことから、抵抗膜方式向け受注は減少した。

その他製品は、FPD以外の製品・分野への展開を進めるべく、多種多様な製品・分野向けに薄膜製品の販売活動に取り組んだが、前期好調だった反射防止・防汚膜の受注が減少した。

2018年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比16.8%減の71.50億円、営業利益が31.4%減の1.00億円、経常利益は46.6%減の1.20億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1.10億円とする11月1日発表の業績修正を据え置いている。

《MW》

 提供:フィスコ

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