市場ニュース

戻る
 

【材料】<注目銘柄>=パルHD、MD改革推進で収益性改善し通期上振れ余地大

パルHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 パルグループホールディングス<2726>が再騰機運を高めている。

 同社は、ヤングレディス衣料専門店や雑貨ショップなどを展開。10月11日に発表した8月中間期決算は、売上高こそ衣料を中心とした不採算店の撤退などの取り組みで計画未達となったが、既存店の売り上げ回復や生産プラットフォームの強化などで粗利率が改善。営業利益は計画を上回って着地した。

 下期は10月に台風の影響はあったが、売り上げは概ね上期並みの伸び率を維持したもよう。また、引き続きマーチャンダイジング改革の推進で収益性の回復が期待でき、18年2月期通期業績予想の営業利益80億2000万円(前期比30%増)は依然として上方修正余地が大きい。

 株価は、上期業績で6~8月期営業利益の伸び率が12%に鈍化(3~5月期は56%)したことを嫌気して急落した。ただ、通期業績の上方修正期待で、10月5日につけた年初来高値3760円の更新からさらなる上値に向かう可能性が大きい。(仁)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

株探からのお知らせ

    日経平均