【材料】三越伊勢丹が反落、9月中間期最終大幅減益を嫌気
三越伊勢丹 <日足> 「株探」多機能チャートより
為替相場の円安基調を背景にインバウンド需要が復調傾向にあることに加えて、株式市場の活況を背景とした資産効果で基幹店の売上高が回復。また、経費の見える化を進め、コストコントロールを強化したことも寄与した。ただ、店舗閉鎖などに伴う損失を計上したのが響き、最終利益は大幅減益を余儀なくされた。
なお、18年3月期通期業績予想は、売上高1兆2650億円(前期比0.9%増)、営業利益180億円(同24.8%減)、純利益100億円(同33.2%減)の従来見通しを据え置いている。
同時に、2020年度を最終年度とする次期3カ年計画を発表し、営業利益の目標を350億円としたが、従来の500億円から下方修正しており、これも嫌気されているようだ。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)