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【材料】品川リフラクトリーズ---2Q増収2ケタ増益、売上高、利益ともに業績予想を上回る

品川リフラ <日足> 「株探」多機能チャートより

品川リフラクトリーズ<5351>は2日、2018年3月期第2四半期(2017年4~9月)連結決算を発表した。売上高が前期比4.8%増の497.50億円、営業利益が同15.0%増の30.09億円、経常利益が同27.5%増の32.24億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同17.4%増の16.03億円だった。売上増加による増益に加え、税金費用が想定よりも低く抑えられたことにより、売上高および各利益はいずれも業績予想を上回った。

耐火物及び関連製品事業は、高付加価値セラミックファイバーである作業環境規制(RCF規制)対策品および同自動車関連製品の増加に加えて、オセアニアにおける鉄鋼・非鉄市場への耐火物販売が好調だったことから、売上高は前年同期比6.2%増の385.65億円、セグメント利益は同14.3%増の28.31億円となった。エンジニアリング事業の売上高は同1.1%増の100.69億円、セグメント利益は65.7%増の2.12億円となった。不動産・レジャー等事業の売上高は同5.9%減の11.14億円、セグメント利益は8.9%減の5.47億円となった。

2018年3月期通期については、売上高が前期比1.7%減の1,020億円、営業利益が同11.7%減の56億円、経常利益が同10.5%減の57億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同25.1%減の27億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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