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【材料】アイ・エス・ビー---3Qも引き続き増収増益、新規連結会社や、プロジェクト管理強化が寄与

アイエスビー <日足> 「株探」多機能チャートより

アイ・エス・ビー<9702>は1日、2017年12月期第3四半期(2017年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比23.7%増の122.80億円、営業利益が同76.2%増の4.47億円、経常利益が同63.3%増の4.47億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同41.4%増の1.93億円となった。

情報サービス事業は、売上高が前年同期比0.2%増の99.46億円、営業利益が同27.1%増の3.22億円となった。「モバイルインフラ」、「組込み」、「情報サービス」、「フィールドサービス」が堅調に推移し、前年同期を上回ったが、「携帯端末」、「公共」、「金融」は、IT技術者不足や開発案件の縮小の影響を受け、前年同期を下回った。新事業においては、前年同期を上回って推移した。利益面は、プロジェクト管理強化による収益性改善等が寄与し、前年同期に比べ改善した。

セキュリティシステム事業は、売上高が23.33億円、営業利益が1.24億円となった。出入管理、入退室管理システムおよび施工等、総じて順調に推移したが、一部売上の期ずれや、上期から期ずれした次期主力製品の研究開発費用等の投資の影響により、営業利益は計画値を下回った。

2017年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比26.9%増の170.00億円、営業利益が同124.7%増の6.80億円、経常利益が同115.3%増の7.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が139.9%増の4.20億円としている。

《TN》

 提供:フィスコ

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