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【材料】タムラ製が新値追い、産業機械向けトランス・リアクタ好調で9月中間期業績は計画上振れ

タムラ <日足> 「株探」多機能チャートより
 タムラ製作所<6768>が9連騰で連日の年初来高値更新。1日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が従来予想の398億5000万円から414億円(前年同期比2.2%増)へ、営業利益が22億5000万円から26億円(同0.6%増)へ、純利益が13億5000万円から20億円(同43.7%増)へ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。

 電子部品関連事業で、中国などの自動化ニーズを背景に産業機械向けのトランス・リアクタの売り上げが拡大したことに加えて、電子化学実装関連事業でスマートフォンの秋口にかけての新モデルの量産対応で売り上げが増加したことなどが寄与した。

 また同時に、ドイツにおける持ち分会社を通じて、現地のはんだメーカーであるElsold(ELS)社を買収したと発表しており、業容拡大の期待も高まっているようだ。アジア・ASEAN地域における既存の販売網を通じてELS社が強みとする棒はんだおよび糸はんだの拡販を支援するほか、ELS社の有する販売網や製造拠点を活用してタムラ製の電子化学材料の欧州展開を加速するのが狙い。なお、取得価額は非開示としている。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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