市場ニュース

戻る
 

【材料】電算システム---3Qは情報サービスと収納代行サービス共に好調で増収増益

電算システム <日足> 「株探」多機能チャートより

電算システム<3630>は31日、2017年12月期第3四半期(2017年1~9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比10.0%増の243.67億円、営業利益が同21.0%増の8.92億円、経常利益が同20.4%増の9.22億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同14.3%増の5.87億円となった。

情報サービス事業に関して、グーグル製品をはじめとしたクラウド関連サービスの売上が順調に推移した。また、介護事業所向けシステム販売、交通移動体向けクラウド型デジタルサイネージ販売、大手ゼネコン向け機器販売、地方自治体向けのシステム機器導入、エネルギー業向けの業務システム販売などにより売上が伸長した。

収納代行サービス事業においては、地方自治体を含む新規取引先の獲得が順調に推移した。また、8月の休日の並び等の要因により月毎の伸び率に変動が多少見られたものの、期間を通しては概ね良好な結果となった。また、スーパーマーケットやドラッグストアチェーン店舗向けの収納窓口サービスの導入店舗数も、ほぼ計画通りに増加した。

2017年12月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比11.0%増の337.00億円、営業利益が同3.9%増の11.70億円、経常利益が同2.0%増の11.80億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.7%減の6.75億円とする期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均