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【材料】山崎パンが大幅反落、17年12月期営業利益予想を下方修正

山パン <日足> 「株探」多機能チャートより
 山崎製パン<2212>が大幅反落、前週末27日の取引終了後、17年12月期の連結業績予想について、売上高は1兆510億円(前期比0.9%増)で据え置いた一方、営業利益を370億円から306億円(前期比13.0%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 一部の子会社の業績不振に加えて、人件費や物流費の増加が利益を押し下げた。ただ、最終利益は固定資産の譲渡益を計上したことから、197億円から244億円(同34.3%増)へ上方修正した。

 また、最終利益の上方修正に伴い、従来は普通配当18円を予定していた期末一括配当について、普通配当20円、創業70周年の記念配当3円の合わせて23円を実施すると発表したが、これに対する反応は限定的のようだ。なお、前期実績の18円に対しては5円の増配となる予定だ。

 同時に発表した第3四半期累計決算は、売上高7787億8200万円(前年同期比0.8%増)、営業利益219億8200万円(同15.1%減)、最終利益134億5500万円(同7.3%増)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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