【材料】本多通信が買い気配、今期経常を20％上方修正、1→2の株式分割を発表

　26日、本多通信工業 <6826> が決算を発表。18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益が前年同期比2.3倍の10.9億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。

　旺盛な設備投資需要を背景に、好採算のFA機器向けコネクターが好調だったうえ、車載カメラ向けも伸びたことが寄与。業績好調に伴い、通期の同利益を従来予想の15億円→18億円に20.0％上方修正。増益率が1.6％増→22.0％増に拡大する見通しとなった。

　同時に、11月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いも向かった。併せて、期末一括配当を従来計画の27円→15円(前期は26円)に修正。実質11.1％の増額となる。

株探ニュース