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【材料】タツタ線は大幅安、18年3月期業績予想を上方修正も市場予想に届かず失望感

タツタ <日足> 「株探」多機能チャートより
 タツタ電線<5809>は大幅安。25日の取引終了後、18年3月期の連結業績予想について、売上高を530億円から545億円(前期比11.0%増)へ、営業利益を44億円から48億円(同12.0%増)へ、純利益を32億円から35億円(同5.3%増)へ上方修正したが、営業利益で50億円を見込む市場予想平均に届かないことから、失望売りが出ているようだ。

 需要期における機能性フィルムの販売が想定を上回る高水準で推移したことが上方修正の要因としている。なお、同時に発表した第2四半期累計の連結決算は売上高272億7100万円(前年同期比11.7%増)、営業利益31億3300万円(同47.3%増)、純利益24億6100万円(同57.6%増)だった。

 また、業績予想の修正に伴い、従来7円を予定していた期末配当を1円増額して8円にするとあわせて発表したが、これに対する市場の反応は限定的のもよう。年間配当は15円(従来予想14円)となり、前期実績の12円に対しては3円の増配となる予定だ。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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