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【材料】不二家が反発、17年12月期最終利益と配当予想を上方修正

不二家 <日足> 「株探」多機能チャートより
 不二家<2211>が反発している。24日の取引終了後、17年12月期の連結業績予想について、最終利益を15億円から164億円(同12.7倍)へ上方修正し、あわせて、従来10円を予定していた期末一括配当を5円増額して15円にすると発表したことが好感されている。

 上方修正は、東京・銀座の土地・建物売却に伴い固定資産売却益を計上したことが要因。なお、売上高は1060億円(同1.5%増)で据え置いたが、中国における市場競争の激化による売り上げ減や、原材料の購入単価の上昇および人員不足によるロスの増加などで、営業利益は27億円から13億円(前期比48.3%減)へ下方修正している。

 また、同時に発表した第3四半期累計(1~9月)決算は、売上高753億3700万円(前年同期比2.4%増)、営業損益7900万円の赤字(前年同期5億2700万円の黒字)、最終損益2億2800万円の赤字(同3億400万円の赤字)だった。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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