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【市況】24日の株式相場見通し=米株安や円安一服を受けて売り先行

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 24日の東京株式市場は、きのうで日経平均株価が過去最長となる15日続伸を達成したことや、衆院選の自民党勝利をきのうの株価上昇で織り込んだことなどから、利益確定の売りが出て一服商状となりそうだ。また、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が7日ぶりに反落したことに加え、外国為替市場で、円安・ドル高進行が一服状態となっていることも売り材料となりそうだ。24日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=113円30銭台と、前日夕刻に比べて円高・ドル安が進行している。

 23日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比54.67ドル安の2万3273.96ドルと7日ぶりに反落した。取引序盤では、ダウ平均株価は上昇し一時、取引時間中の過去最高値を更新する場面があったものの、先週末までの連日の過去最高値更新による高値警戒感から、午後に入ると利益確定売りが出て7営業日ぶりに反落した。とくに、20日に発表された17年7~9月期決算が大幅な減収減益となったゼネラル・エレクトリック(GE)の下げが重荷となった。ナスダック総合株価指数は、前週末比42.227ポイント安の6586.826と反落した。

 日程面では全国財務局長会議、9月の全国スーパー売上高に注目。海外では、中国共産党大会閉幕が焦点となる。(冨田康夫)

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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