【通貨】外為サマリー：１ドル１１３円７０銭台で推移、米長期金利などの動向にらみの展開

　２３日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後５時時点で１ドル＝１１３円７６銭前後と、前週末午後５時時点に比べ４０銭強のドル高・円安となっている。

　欧州時間のドル円相場は堅調に推移している。朝方に一時１１４円台に乗せた反動売りで午後３時頃には１１３円６２銭まで下押す場面もあったが、米税制改革への期待感は根強く下値ではドル買い・円売りが流入。時間外取引で米１０年債利回りが２．３７％台から２．３８％台に上昇していることもあり、午後４時１０分頃には一時１１３円８０銭台を回復した。今晩は特に経済指標の発表などが予定されておらず、目先は米長期金利や５日連続で最高値を更新しているＮＹダウの動向をにらみながらの展開が続きそうだ。

　ユーロは対円で１ユーロ＝１３３円７１銭前後と同７銭程度のユーロ安・円高。対ドルでは１ユーロ＝１．１７５３ドル前後と同０．００５０ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。


出所：みんなの株式（minkabu PRESS）