【市況】ETF売買動向＝23日前引け、ｉＳ新興国株、ｉＳ米高株Ｊが新高値

　23日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比41.4％増の1450億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同42.2％増の1343億円だった。

　個別ではＵＢＳ　米国株 <1393> 、ｉシェアーズ　米国高配当株ＥＴＦ <1589> 、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　日本株最小分散　ＥＴＦ <1477> 、ＭＡＸＩＳ　コア３０ <1344> 、ダイワ上場投信－トピックス <1305> など86銘柄が新高値。ダイワ日経ダブルインバース・インデックス <1366> 、ダイワ上場投信－日経平均インバース・インデックス <1456> 、日経平均ベア上場投信 <1580> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> など20銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　ニッケル上場投資信託 <1694> が6.24％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が3.66％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が3.23％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が200円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金945億600万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金612億200万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が204億8800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が48億6100万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が35億100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が29億1000万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が16億2000万円の売買代金となった。

株探ニュース