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【材料】新興市場銘柄ダイジェスト:ロゼッタがストップ高、カーメイトは年初来高値更新

セゾン情報 <日足> 「株探」多機能チャートより

<9640> セゾン情報 2060 +400
ストップ高で年初来高値を大きく更新。18年3月期の上期(17年4-9月)業績を上方修正している。営業利益見通しは従来の20.00億円から27.10億円(前年同期は16.89億円)へと引き上げた。カードシステム事業でシステム開発及び情報処理サービスが堅調に推移した。利益面ではコスト低減の効果や販管費の一部期ずれも影響した。なお、通期業績については営業利益で前期比19.3%増の40.00億円とする従来予想を据え置いている。

<6182> ロゼッタ 1599 +300
ストップ高比例配分。機械翻訳の開発において飛躍的なブレークスルーが発生したと発表している。同社の従来の機械翻訳「T-4OO(ver.1)」の翻訳精度は60%-80%程度だが、開発中の最新翻訳機モデルにおいて数種類の分野(医学、化学分野等)の英日翻訳で精度95%に到達したという。今期はこの精度を他の全ての主要分野にも適用することを経営上の最優先テーマとし、経営方針の転換と業績予想の修正もあわせて発表している。

<3928> マイネット 1683 +84
急反発。一時1820円まで上昇した。監査法人トーマツが発表したテクノロジー・メディア・テレコミュニケーション(TMT)業界の収益(売上高)に基づく成長率のランキング「デロイト トウシュ トーマツ リミテッド 2017年 日本テクノロジー Fast50」を2年連続で受賞したと発表している。同社は過去3期の収益(売上高)に基づく成長率584.72%を達成して50位中4位に、上場企業33社の中では1位となった。

<3965> CAP 2822 +336
大幅続伸。大和証券が投資判断「1(買い)」、目標株価3000円でカバレッジを開始している。同社のフィンテック的フロントシステムの特長は、生命保険契約全般をカバーし入力作業の効率化を極限まで進めていることと、個人資産のリスクを可視化し証券・銀行等にも応用が効くことであると指摘。大相続時代を迎え、申込ペーパーレスシステムで生保向けシェア拡大が期待できるとしている。

<3931> バリューゴルフ 2493 +347
一時ストップ高。今朝のテレビ番組で取り上げられ、ゴルフ予約サイト「1人予約ランド」の利用者の伸びなどを評価した買いが向かったようだ。この報道によれば、「1人予約ランド」には定年退職後のシニア層を含めた40万人が登録しており、年間延べ150万人のゴルファーが利用しているという。最近では全国の最新医療を紹介する情報誌を発売し、ゴルフにとどまらずシニア世代に向けたビジネスを展開していく予定のようだ。

<7297> カーメイト 866 +150
ストップ高で年初来高値を大きく更新。10月27日から東京ビッグサイトで開催される「第45回東京モーターショー2017」に出展すると発表しているが、出展物のなかでもドライブレコーダー機能付360度カメラ「d'Action 360」が注目材料となったようだ。一部報道によれば、交通トラブルによる事故が各地で相次ぐなか、360度記録できるタイプのドライブレコーダーを買い求める動きが広がっているという。

《DM》

 提供:フィスコ

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