【市況】日経平均寄与度ランキング(前引け)~ 日経平均は13日続伸、SUMCOやアドバンテが構成銘柄の上昇率上位
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
19日前引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり168銘柄、値下がり45銘柄、変わらず12銘柄となった。
日経平均は13日続伸。前日比140.80円高の21503.85円(出来高概算6億9000万株)で前場の取引を終えた。18日の米国市場でNYダウは160ドル高と大幅に4日続伸し、終値で初めて23000ドルを上回った。米金利上昇とともに円相場も1ドル=113円台まで下落する場面があり、本日の日経平均は86円高と前日に付けていた取引時間中の年初来高値を上回ってスタートした。寄り付き後は21450円を挟んだもみ合いが続いていたが、前場中ごろを過ぎると上げ幅を広げ、ここまでの高値で前場を折り返している。
値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はソフトバンクG<9984>となり、2銘柄で日経平均を約28円押し上げた。また、日経平均構成銘柄の上昇率トップはSUMCO<3436>で5.5%高、同2位はアドバンテ<6857>で2.4%高だった。世界的な景気拡大への期待から半導体や電子材料関連の銘柄が買われた。一部報道によれば、今朝発表された17年4-9月期の貿易統計速報では半導体などの電子部品や自動車の出荷が伸びたようだ。
一方、値下がり寄与トップはTOTO<5332>、同2位は日立建<6305>となった。TOTOはプラスに切り返す場面も見られたが、結局1.0%安で前場を折り返した。株価は9月から10月にかけて急ピッチで上昇したものの、足元では5000円水準での上値の重さが意識されているようだ。日経平均構成銘柄の下落率トップは大平金<5541>で1.7%安、同2位はデンカ<4061>で1.6%安だった。
*11:30現在
日経平均株価 21503.85(+140.80)
値上がり銘柄数 168(寄与度+149.00)
値下がり銘柄数 45(寄与度-8.20)
変わらず銘柄数 12
○値上がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<8035> 東エレク 18630 415 +15.40
<9984> ソフトバンクG 9949 116 +12.91
<4063> 信越化 10810 240 +8.91
<6857> アドバンテ 2434 57 +4.23
<9983> ファーストリテ 36590 110 +4.08
<6988> 日東電 9709 109 +4.04
<6724> エプソン 2819 50 +3.71
<4324> 電通 5200 100 +3.71
<6762> TDK 7910 80 +2.97
<4519> 中外薬 5260 70 +2.60
<6971> 京セラ 7387 34 +2.52
<6098> リクルートHD 2672 22 +2.45
<4507> 塩野義 6178 64 +2.37
<6367> ダイキン 12110 60 +2.23
<7267> ホンダ 3461 29 +2.15
<7269> スズキ 5953 57 +2.12
<4021> 日産化 4020 55 +2.04
<8830> 住友不 3738 53 +1.97
<4503> アステラス薬 1521.5 10.5 +1.95
<6770> アルプス 3205 50 +1.86
○値下がり上位銘柄
コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度
<5332> TOTO 4835 -50 -0.93
<6305> 日立建 3620 -20 -0.74
<1963> 日揮 1883 -13 -0.48
<4061> デンカ 3685 -60 -0.45
<6301> コマツ 3518 -11 -0.41
<7752> リコー 1166 -11 -0.41
<2002> 日清粉G 2018 -11 -0.41
<9766> コナミHD 5290 -10 -0.37
<2503> キリンHD 2781.5 -9 -0.33
<3099> ミツコシイセタン 1281 -9 -0.33
<1721> コムシスHD 2772 -8 -0.30
<1812> 鹿島 1155 -7 -0.26
<6841> 横河電 2038 -7 -0.26
<9531> 東ガス 2876.5 -31 -0.23
<5541> 大平金 3145 -55 -0.20
<6954> ファナック 25075 -5 -0.19
<5301> 東海カ 1050 -5 -0.19
<3086> Jフロント 1731 -10 -0.19
<5002> 昭和シェル 1289 -4 -0.15
<2802> 味の素 2299 -4 -0.15
《AK》
提供:フィスコ