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【通貨】今日の為替市場ポイント:米長期金利上昇を意識してドル買い継続へ

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

18日のドル・円相場は、東京市場では112円14銭から112円54銭で推移。欧米市場ではドルは一時113円05銭まで一段高となり、112円94銭で取引を終えた。

本日19日のドル・円は、主に113円台前半で推移か。米長期金利の上昇などを背景にドル買い・円売りが加速か。日経平均株価が堅調に推移した場合は、113円台半ばまで上伸する可能性も。

海外市場では米長期金利の上昇や米欧株高を背景にドル買い・円売り基調が加速。また、次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長の人事をめぐり、トランプ米大統領が来年2月に退任するイエレン現FRB議長の後任として若干「タカ派」寄りの候補を選出するとの見方が広がっていることも、ドル相場の下支えしている。米税制改革法案の年内成立への期待感や年内の米追加利上げ観測も引き続きドル相場の支援材料。

本日の東京市場はこの流れを引き継ぎ、113円台前半で強含みに推移するだろう。日経平均株価が堅調に推移した場合は113円半ばまで上伸する可能性もある。ただ、19日(米東部時間)にトランプ米大統領がイエレンFRB議長と面談するほか、22日に行われる衆議院選挙を控えて、市場の様子見姿勢も強まりつつある。

《CS》

 提供:フィスコ

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