【市況】<マ-ケット日報> 2017年10月18日
18日の市場は日経平均が12日続伸。終値は前日比26円高の2万1363円で連日の年初来高値更新となった。株価水準は1996年11月以来約21年ぶりの高さ。12連騰は一昨年5月~6月に記録した12連騰以来でアベノミクス最長に並んでいる。前日の米国株が上昇したことや企業業績への期待などからこの日も買い優勢の展開となっている。
昨日の米国市場は主要企業の予想を上回る決算を好感してダウ平均は3日続伸。連日で史上最高値を更新した。ダウ平均採用銘柄であるユナイテッドヘルスが予想以上の決算となったことで、同社株だけでダウ平均を70ドル近くも押し上げた。ダウ平均は取引時間中に2万3000ドルの大台へ乗せる場面も。その後は目先的な達成感からやや売り物に押されて引けている。ナスダック指数は小幅ながらも3日ぶり反落へ。
さて、東京市場は内外の好調な相場や企業業績を背景に日経平均がついに12連騰を達成。アベノミクス最長記録に並んできた。内容的には値下がり銘柄の方が多くそろそろ一服の雰囲気も感じさせるが、ファンダメンタルズが良好で仮に下げても下値は浅く済みそうだ。日銀の審議委員が年6兆円のETF買い入れペースを変更しないと発言したことも下支え要因に。短期的な過熱感から目先の上げピッチは鈍りそうだが、中期的には業績相場として上値余地はまだ十分にありそうだ。(ストック・データバンク 編集部)
昨日の米国市場は主要企業の予想を上回る決算を好感してダウ平均は3日続伸。連日で史上最高値を更新した。ダウ平均採用銘柄であるユナイテッドヘルスが予想以上の決算となったことで、同社株だけでダウ平均を70ドル近くも押し上げた。ダウ平均は取引時間中に2万3000ドルの大台へ乗せる場面も。その後は目先的な達成感からやや売り物に押されて引けている。ナスダック指数は小幅ながらも3日ぶり反落へ。
さて、東京市場は内外の好調な相場や企業業績を背景に日経平均がついに12連騰を達成。アベノミクス最長記録に並んできた。内容的には値下がり銘柄の方が多くそろそろ一服の雰囲気も感じさせるが、ファンダメンタルズが良好で仮に下げても下値は浅く済みそうだ。日銀の審議委員が年6兆円のETF買い入れペースを変更しないと発言したことも下支え要因に。短期的な過熱感から目先の上げピッチは鈍りそうだが、中期的には業績相場として上値余地はまだ十分にありそうだ。(ストック・データバンク 編集部)