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2017年10月18日11時41分

【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:コムチュア、いちよし、HIS

コムチュア <日足> 「株探」多機能チャートより
■コムチュア <3844>  2,135円  +159 円 (+8.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率5位
 コムチュア <3844> が急反発し、上場来高値を更新した。同社は17日、18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の7.1億円→7.9億円に12.5%上方修正。増益率が17.9%増→32.7%増に拡大し、従来の6期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せしたことが買い材料視された。クラウド・ビッグデータ・AI事業の好調に加え、ロボットで業務を自動化するRPA事業が急拡大したことが寄与。高付加価値化戦略や生産性向上、プロジェクト管理の精緻化が進んだことも上振れに貢献した。なお、通期の経常利益は従来予想の17億円(前期は15.4億円)を据え置いた。

■いちよし証券 <8624>  1,234円  +91 円 (+8.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率6位
 いちよし証券 <8624> が急反発し、年初来高値を更新した。同社は17日に非開示だった業績見通しを発表。18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の30.3億円に拡大する見通しとなった。これを受けて好調な業績を評価する買いが向かっている。同社は関西を地盤とし、成長余地のある中小型株の発掘に強みを持っている。上期は活況な株式市場を追い風に、株式の委託手数料が伸びたうえ、投資信託に係る手数料収入も好調だったようだ。

■エイチ・アイ・エス <9603>  3,675円  +130 円 (+3.7%)  11:30現在
 エイチ・アイ・エス<9603>が反発、一時175円高で3720円台を回復、8月30日につけた年初来高値3775円を視界に捉えている。市場では「17年10月期会社側では営業4割増益予想と強気。いぜんとして成長期待が強い。18年10月期も業績好伸長が期待できるとして、モルガン・スタンレーMUFG証券がオーバーウエート継続で目標株価を4100円から4500円に引き上げていることが足もとの株価にインパクトを与えた」(準大手証券ストラテジスト)としている。

■アニコムHD <8715>  3,015円  +94 円 (+3.2%)  11:30現在
 アニコム ホールディングス<8715>は大幅3日続伸。17日の取引終了後に発表した9月度の月次経営パラメーターで、新規契約件数が1万2336件(前年同月比25.1%増)と6カ月連続で2ケタ増となり、足もと順調を好感した買いが入っているようだ。新規契約件数の増加に加えて、正味収入保険料も25億5700万円(同12.5%増)と2ケタ増となったほか、保有契約件数は66万6917件(同9.3%増)と順調に積み上がった。

■西部ガス <9536>  2,944円  +79 円 (+2.8%)  11:30現在
 西部ガス<9536>は小幅反発。同社は17日取引終了後、18年3月期の第2四半期(4~9月)連結業績予想の修正を発表した。売上高は890億円から870億円(前年同期比15.2%増)へ小幅下方修正したものの、営業利益を23億円から30億円(同20.1%減)へ、最終損益を10億円から15億円(前年同期は7億900万円の赤字)へそれぞれ増額した。ガス販売量が想定を下回ることなどから、売上高は前回予想を下回る見通し。一方で、営業利益・経常利益・純利益は、ガス販売量の減少に伴う原材料費の減少などにより、前回予想を上回る見通しとなった。

■ガンホー <3765>  310円  +6 円 (+2.0%)  11:30現在
 ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が反発している。17日の取引終了後、サービス中のアクションパズルRPG「ケリ姫スイーツ」が、10月14日付で国内1200万ダウンロード(DL)を突破したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。「ケリ姫スイーツ」は、姫が兵士を蹴り飛ばしてモンスターを撃退するアクションパズルRPG。12年11月19日にAndroid版の、同年11月26日にiOS版のサービスをそれぞれ開始しており、サービス開始から4年以上が経過した現在でも、ユーザー数は堅調に推移しているという。

■ファーストリテイリング <9983>  36,730円  +460 円 (+1.3%)  11:30現在
 ファーストリテイリング<9983>が続伸。大和証券は17日、同社株のレーティングを「3」から「2(アウトパフォーム)」へ引き上げた。目標株価は3万7000円から4万円に見直した。12日に発表された17年8月期決算は、会社計画比で売上高、利益ともに超過する順調な決算となった。国内ユニクロは減益も海外ユニクロが伸びた。18年8月期は、会社予想で売上高は前期比10%増、営業利益は同13%増の2000億円を見込んでいるが、「おおむねポジティブな印象」としている。また、グレーターチャイナおよび東南アジア・オセアニア地区の成長戦略が公表されており、同証券では「グローバルで成長する小売業」として同社を評価している。

■トヨタ自動車 <7203>  6,974円  +39 円 (+0.6%)  11:30現在
 トヨタ自動車<7203>は売り買い交錯もやや強含む展開。全体相場が前日までの日経平均11連騰の高揚感と目先利益確定売り圧力の綱引きで気迷い気味の動きにあり、主力大型株の代表としてそれを象徴する動きとなっている。ここ米長期金利上昇を背景とするドル買いの動きが一服、9月中旬から一気に水準訂正に動いていた同社株も目先はやや上値が重くなっている。信用取組は売り長で信用倍率0.88倍と拮抗、PERもいまだ11倍台で配当利回り3%前後と株価指標面からも割安感があり、下値では買い板が厚い。

■ソフトバンクグループ <9984>  9,893円  +10 円 (+0.1%)  11:30現在
 ソフトバンクグループ<9984>は反発。同社株は中国アリババグループなど出資先企業の株価上昇が好感され13日に17年ぶりの1万円に乗せとなった。ただ、1万円台では利益確定売りも流入し、きょうは9900円前後での値動きとなっている。18日付の日本経済新聞は、「ライドシェア世界最大手、米ウーバーテクノロジーズへのソフトバンクグループからの出資が来週にも合意に達する見通しとなった」と報じた。米ウーバーは早ければ19年にも株式公開(IPO)されるとの観測も出ており、ソフトバンクグループの出資に向けた動向が注目を集めている。

■神戸製鋼所 <5406>  828円  -25 円 (-2.9%)  11:30現在
 神戸製鋼所<5406>が3日ぶりに反落。同社は17日の取引終了後、同社の米子会社が米国顧客向けに販売した品質データを改ざんした製品に関する書類を、米司法当局に提出するよう求められたと発表した。同社株は前日まで株価急落後のリバウンド狙いの買いが流入していたが、この日は今後、米司法省が本格的な捜査に乗り出す可能性が出てきたことを懸念する売りが膨らんだ。

■ユニバーサル <6425>  3,765円  -90 円 (-2.3%)  11:30現在
 ユニバーサルエンターテインメント<6425>は朝方に上昇後、値を消す展開。ドイツ証券は17日、同社株のレーティング「バイ」と目標株価5000円を継続した。同社がフィリピンで展開するカジノリゾート「Okada Manila(OKM)」は予想以上に好調、と指摘。同証券では、ユニバーサルの18年度のフリーキャッシュフロー(FCF)は1900万ドルのマイナスを想定しているが、OKMの業績の伸びで8800万ドルのプラスに転じるとみている。

■サンケン電気 <6707>  593円  -6 円 (-1.0%)  11:30現在
 サンケン電気<6707>が続落している。17日の取引終了後、第2四半期決算で、特別早期退職プログラムの実施に伴う事業構造改革費用16億8000万円を特別損失として計上すると発表しており、業績下振れを警戒した売りが出ているようだ。なお、第2四半期および18年3月期通期業績予想については、同件を含む構造改革に伴う影響を織り込んだうえで集計が完了次第、修正内容を公表するとしている。

■平田機工 <6258>  11,840円  -40 円 (-0.3%)  11:30現在
 平田機工<6258>は6月22日につけた年初来高値1万3000円更新が期待できる。同社は、自動車関連生産設備やFPD関連生産設備を柱に、自動省力機器の製造・販売を展開している。有機EL蒸着装置を手掛けていることから、有機EL関連として株式市場では人気が高いが、これら蒸着装置や搬送系ロボットなどの拡大で、足もとでは半導体関連生産設備事業が想定を上回るペースで伸長。会社側の18年3月期連結経常利益88億円予想は上方修正の可能性が大きい。これに加えて、xEV(EV、ハイブリッド、プラグイン・ハイブリッド車の総称)用の生産設備も、世界的に進むEVシフトを背景に拡大基調を強めよう。事業環境良好から、今期業績の上振れ期待に加えて19年3月期も2ケタ増益が期待できそうだ。(仁)

■メドレックス <4586>  927円  +150 円 (+19.3%) ストップ高   11:30現在
 メドレックス<4586>に買いが継続。前日にストップ高まで買われた流れを引き継ぎ、きょうも値幅制限いっぱいまで上昇している。同社は16日に、米国で開発中の「MRX-10XT」(オキシコドンテープ剤)について、同国で第1相臨床試験を開始したと発表しており、これが引き続き材料視されているようだ。米国では、オキシコドン(中枢性鎮痛薬)をはじめとする強い鎮痛作用を持つオピオイド鎮痛剤が大きな市場を形成しているが、一方でオピオイド鎮痛剤の乱用から14年には200万人が薬物依存に陥るなど社会問題化している。同社はオピオイド貼付剤における乱用および誤用事故の抑制・防止を目的として、独自の新たな経皮吸収型製剤技術AMRTSを開発しており、この技術を用いたMRX-10XTは、より安全で安定した疼痛管理をもたらすものとして期待されている。

■サンユウ <5697>  747円  +100 円 (+15.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 サンユウ <5697> [東証2]が3日連続でストップ高に買われている。株価は2009年8月以来、約8年ぶりの高値水準に上昇している。13日大引け後に、神戸製鋼所 <5406> がアルミ部材などのデータを改ざんして出荷していた問題で、新たに鋼線やステンレス鋼線、特殊鋼など9つの子会社で不正行為があったことが判明したと発表。これを受けて、新日鐵住金系の磨き棒鋼大手で、冷間圧造用鋼線の加工も手掛ける同社に代替需要を期待する買いが続いている。

●ストップ高銘柄
 双信電機 <6938>  863円  +150 円 (+21.0%) ストップ高   11:30現在
 エディア <3935>  1,748円  +300 円 (+20.7%) ストップ高   11:30現在
 など、4銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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