【材料】ピクスタ---「音楽素材」約8万点販売開始、クリエイティブ制作におけるデジタル素材の総合窓口に

ピクスタ<3416>は16日、新たにBGM、効果音、歌など「音楽素材」約8万点の販売を開始すると発表した。

スマートフォン等のデバイス普及と動画広告市場の拡大に伴い、ゲームや動画コンテンツに付随する音楽素材の需要も急速に高まっている。また、近年では企業のプロモーション活動での利用だけでなく、個人の動画配信も活発化している。動画に用いる楽曲や効果音は個人で制作するにはハードルが高く、手間がかからずすぐに使用可能な音楽素材が求められている中で、今回のサービス開始はそれに応えたもの。

このような背景と顧客ニーズから、同社では2016年11月にクレオフーガ(本社:岡山県岡山市)と資本及び業務提携を締結し、クレオフーガが運営する音素材マーケットプレイス「Audiostock」で販売中の音楽素材を今回販売するに至ったとしている。

なお、総務省の調査によると2014年度の映像系ソフト市場規模は6.2兆円、そのうち制作費は2.2兆円あるとされている。一般的に映像やゲーム制作における音楽制作予算は10％程度とされていることから、音楽素材に関わる市場規模は2,000億円程度と推計されている。

同社は今後、2018年度内の音楽素材購入者1,000人を目指し、そのうえで更なる音楽素材の拡大や一般投稿受付についても検討したい考え。

《MW》

　提供：フィスコ