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【材料】<動意株・17日>(前引け)=テクノホライゾン、倉庫精練、ダイハツディーゼル

Tホライゾン <日足> 「株探」多機能チャートより
 テクノホライゾン・ホールディングス<6629>=ストップ高水準でカイ気配。同社は16日の取引終了後、連結子会社タイテック グラフインカンパニーが、米エヌビディア社の人工知能(AI)スーパーコンピュータモジュール「Jetson TX1&TX2」に対応した組み込みプラットフォーム「GT-X1・X2」を販売したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。新製品は、高度な画像処理が可能で、ディープラーニングを用いたユーザシステムの開発や検証、自律ロボット制御システム、各種画像処理システムなどに最適な組み込みプラットフォーム。今後は、顧客独自のカスタム要求や量産供給にも対応し、ユーザーの要望に応じてシステム構築して販売するとしている。

 倉庫精練<3578>=連日のストップ高。同社は、16日の取引終了後に発表した中期経営方針で、21年3月期に営業損益で1億3000万円の黒字(18年3月期予想5800万円の赤字)を目指すとしており、意欲的な中計との評価が高まっているようだ。中計では、5月に親会社となった丸井織物(石川県・中能登町)との連携強化によるグループ総合力を高め、すべての素材(織物・ニットなど)が提案対応できる高収益ミルコンバーターヘの革新を志向。あわせて工場設備のフル活用による納期対応力のアップと限界利益の増加を目指すという。また、早期の復配も目指すとしている。

 ダイハツディーゼル<6023>=一時ストップ高。同社は16日取引終了後、18年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高を630億円から600億円(前期比1.8%増)へ減額したものの、営業利益を25億円から35億円(同0.1%増)へ、最終利益を15億円から24億円(同3.5%増)へ大きく上方修正しており、いずれも減益予想から一転増益予想に変わった。これがポジティブサプライズとなり、買いを呼び込んでいる。為替レートが想定よりも円安で推移したことなどが背景。前日終値ベースでPERは10倍を切っており、割安感が一気に強まった。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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