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【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 住石HD、高砂熱、日東化工 (13日大引け後 発表分)

住石HD <日足> 「株探」多機能チャートより

 13日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 住石HD <1514>   ★上期経常を12期ぶり最高益に2.7倍上方修正、通期も増額
 ◆18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の7億円→19億円に2.7倍上方修正。増益率が99.4%増→5.4倍に拡大し、12期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。出資先の豪ワンボ炭鉱からの受取配当金が想定を大幅に上回ったことが利益上振れの主因。
  上期増額分を下回る形で、通期の同利益も10億円→19億円に90.0%上方修正。増益率が97.2%増→3.7倍に拡大する見通しとなった。

 高砂熱 <1969>   ★上期経常を67%上方修正
 ◆18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の43億円→72億円に67.4%上方修正。増益率が11.3%増→86.3%増に拡大する見通しとなった。上期業績の上方修正は8月に続き、2回目。首都圏を中心とした大型再開発関連の設備工事が順調に進んだうえ、採算重視の受注や生産性向上の進展も上振れに貢献した。

 四国化 <4099>   ★上期経常を一転18%増益・最高益に上方修正
 ◆18年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の34億円→42.2億円に24.1%上方修正。従来の5.2%減益予想から一転して17.7%増益を見込み、2期ぶりに上期最高益を更新する見通しとなった。電子化学材料などのファインケミカルが伸びたほか、建材事業でエクステリアの販売が好調だったことが寄与。円安による収益押し上げ効果も上振れに貢献した。

 日東化工 <5104> [東証2]  ★上期経常を50%上方修正
 ◆18年3月期上期(4-9月)の経常利益(非連結)を従来予想の1億円→1.5億円に50.5%上方修正。減益率が36.4%減→4.2%減に縮小する見通しとなった。自動車用ゴムコンパウンドの受注が好調で、売上が計画を上回ったことが寄与。経費が想定を下回ったことも利益を押し上げた。

 日伸銅 <5753> [東証2]  ★今期経常を50%上方修正、予想PERが6.6倍に低下
 ◆18年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の5億円→7.5億円に50.0%上方修正。減益率が34.5%減→1.7%減に縮小する見通しとなった。主原材料である銅相場の上昇に加え、高付加価値品の販売が想定より増加することが寄与。
  予想PERが10.4倍→6.6倍に急低下し、割安感がさらに強まった。

 SKジャパン <7608>   ★上期経常は46%増益・通期計画を超過
 ◆18年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比46.5%増の1億4500万円に拡大して着地。「ポケットモンスター」などのゲーム関連キャラクター商品の販売が好調だったことが寄与。自社キャラクター「忠犬もちしば」の本格展開による採算向上も大幅増益に貢献した。
  通期計画の8000万円を既に81.3%も上回っており、業績上振れが期待される。

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