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【市況】東京株式(前引け)=利益確定売りこなし続伸、2万1000円台を回復

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 13日前引けの日経平均株価は前日比48円78銭高の2万1003円50銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は9億2239万株、売買代金概算は1兆6145億3000万円。値上がり銘柄数は841、対して値下がり銘柄数は1094、変わらずは95銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方は売り買いを交錯させていたが、徐々に買いが優勢となった。日経平均は2万1000円大台を回復した。前日の米株安に加え、ここ連騰が続いていたこともあって利益確定の売りが広範囲に出たが、一部の値がさ株の上昇が寄与する形で下値抵抗力を発揮した。ただ、値下がり銘柄数が値上がりを上回っており、TOPIXはわずかにマイナス圏で着地している。オプションSQ算出に絡み全体売買代金は膨らんでいる。

 個別ではファーストリテイリング<9983>が買われ、ソフトバンクグループ<9984>もしっかり。花王<4452>が上昇、SUMCO<3436>、安川電機<6506>なども買い優勢だった。モリテック スチール<5986>はストップ高、IDOM<7599>も一時ストップ高。半面、神戸製鋼所<5406>が大きく売られたほか、トヨタ自動車<7203>、リクルートホールディングス<6098>が軟調。イワキ<8095>が大幅安、明光ネットワークジャパン<4668>も急落した。アルテック<9972>も安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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