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【市況】東京株式(前引け)=続伸、米株最高値と与党優位との見方が株高後押し

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 12日前引けの日経平均株価は前日比97円29銭高の2万978円56銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は7億9782万株、売買代金概算は1兆3125億9000万円。値上がり銘柄数は1255、対して値下がり銘柄数は666、変わらずは109銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株高に後押しされて運用リスクを取る動きが継続した。22日投開票を迎える衆院選は与党優位との見方が強まり、安倍政権が安定するとの思惑も買い安心感につながった。前日まで日経平均は7営業日続伸で目先高値警戒感も出ているが、途中伸び悩む場面はあったものの、後半買い直され2万1000円台が目前。海外投資家などの買いが観測されるなか利益確定売りを吸収している。

 個別ではソフトバンクグループ<9984>が売買代金トップで大幅高、東京エレクトロン<8035>も堅調。コマツ<6301>が買われ、豊和工業<6203>が商い増勢のなか値を飛ばした。コシダカホールディングス<2157>、ペッパーフードサービス<3053>も大きく買われた。丸文<7537>が大幅高、サイゼリヤ<7581>も物色人気。半面、ソニー<6758>が軟調、塩野義製薬<4507>が値を下げた。パルグループホールディングス<2726>、プレナス<9945>が急落、ユニー・ファミリーマートホールディングス<8028>、住石ホールディングス<1514>なども安い。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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