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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:コシダカHD、サイゼリヤ、東芝

コシダカHD <日足> 「株探」多機能チャートより
■コシダカHD <2157>  3,850円  +555 円 (+16.8%)  11:30現在  東証1部 上昇率2位
 11日、コシダカホールディングス <2157> が決算を発表。17年8月期の連結経常利益は前の期比35.2%増の63.5億円に拡大して着地。続く18年8月期も前期比15.0%増の73億円に伸び、16期連続で過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。今期も女性専用フィットネス「カーブス」の店舗網を拡大するほか、カラオケ店は首都圏を中心に出店を継続する。業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比4円増の40円に増配する方針としたことも支援材料となった。

■青森銀行 <8342>  3,810円  +450 円 (+13.4%)  11:30現在  東証1部 上昇率3位
 11日、青森銀行 <8342> が3日に発表した公募増資と売り出しを中止することを明らかにしており、これを好材料視する買いが向かった。261万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限39万株の第三者割当増資の実施を取り止める。理由は発表前に情報が漏れていた可能性があるなど、公正な株価形成に疑義が生じたためとしている。株式価値の希薄化や株式の需給悪化が懸念され株価が急落していたが、今回の発表を受けて買い戻しが殺到している。

■サイゼリヤ <7581>  3,430円  +250 円 (+7.9%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 11日、サイゼリヤ <7581> が決算を発表。17年8月期の連結経常利益は前の期比30.1%増の118億円に拡大して着地。続く18年8月期も前期比7.7%増の128億円に伸びる見通しとなったことが買い材料視された。同社はイタリア料理店「サイゼリヤ」を展開、低価格メニューに強みを持っている。前期は国内既存店売上高が12ヵ月すべてで前年比プラスを達成したうえ、中国の税制変更による営業利益率の改善も大幅増益に寄与した。今期も根強い消費者の低価格志向を追い風に、25期連続の増収を狙う。

■東芝 <6502>  331円  +13 円 (+4.1%)  11:30現在
 東芝<6502>が大幅に6日続伸。東京証券取引所が11日の取引終了後、同社の特設注意市場銘柄の指定を12日から解除すると発表したことが好感されている。同社の内部管理体制については、相応の改善がなされたと判断された。15年9月に同銘柄に指定されて以来、2年1カ月ぶりに解除されることになり、今後は公募増資など資金調達手段が広がることへの期待も出ている。ただ、同社は債務超過に関する上場廃止基準の猶予期間に入っており、18年3月期末時点に債務超過の状態が解消されない場合、同社株は上場廃止となる。

■ベル24HD <6183>  1,259円  +47 円 (+3.9%)  11:30現在
 ベルシステム24ホールディングス <6183> が大幅続伸し、約2ヵ月半ぶりに年初来高値を更新した。同社は11日に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。18年2月期上期(3-8月)の連結税引き前利益は前年同期比2.6%増の39億円となったことが買い材料視された。コールセンターを中心とする主力のCRM事業は増収減益となったものの、前期に計上した事業再編に係る一過性損失の反動もあり増益を確保した。第1四半期の同利益は7.5%減益だっただけに、累計でプラスに転じたことが好感されたようだ。

■モリト <9837>  1,083円  +23 円 (+2.2%)  11:30現在
 モリト <9837> が反発し、年初来高値を更新した。11日に発表した17年11月期第3四半期累計(16年12月-17年8月)の連結経常利益が前年同期比33.0%増の10.4億円に拡大して着地したことが買い材料視された。海外向け自動車内装品などの販売が増加したうえ、足元で進んだ円安も業績拡大に追い風となった。なお、為替差損が大きく減少した直近の6-8月期(第3四半期)経常利益は80.7%の大幅増益を達成した。併せて、自動車内装品・アパレル事業の北中南米販売戦略の一環として、同産業の生産地であるメキシコに販売子会社を設立すると発表している。

■神戸製鋼所 <5406>  888円  +10 円 (+1.1%)  11:30現在
 神戸製鋼所<5406>は3日ぶりに反発。同社は8日、生産するアルミ製部材に関して、強度などを示す製品の検査証明書のデータを改ざんし、基準に合わない製品を出荷していた、と発表した。組織ぐるみのデータ改ざんに対する嫌気売りが膨らみ、不祥事表面化前に1300円前後だった株価は11日には一時850円まで3割強の急落を演じた。市場には「失った信頼の代償は大きい」との声が多いが、この日は目先のリバウンド狙いの買いが流入している。

■プレナス <9945>  2,328円  -210 円 (-8.3%)  11:30現在  東証1部 下落率2位
 プレナス<9945>が急落。11日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算は、売上高735億5100万円(前年同期比3.2%増)、営業利益31億7700万円(同8.6%増)、純利益17億6400万円(同17.9%増)と増益を確保したが、従来予想の営業利益33億円を下回って着地したことが嫌気されている。宮島醤油フレーバーなど前期末以降に連結化したグループ会社の売り上げや、新規出店により店舗数が増加したことが寄与。また、為替などによる仕入コストの低減や効率的な広告宣伝内容への見直しなども奏功し増益を確保した。ただ、既存店売上高が前年同期を下回ったことなどが響いたようだ。なお、18年2月期通期業績予想は、売上高のみ1547億円から1503億円(前期比6.6%増)へ上方修正し、営業利益75億円(同4.3%増)、純利益43億円(同6.5%増)は従来見通しを据え置いている。

■日立国際電気 <6756>  3,040円  -75 円 (-2.4%)  11:30現在
 日立国際電気<6756>が3日ぶりに反落。米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)傘下のHKEホールディングスは11日、日立国際に対するTOB(株式公開買い付け)の価格を従来の1株あたり2503円から2900円に引き上げることを発表した。同社株はTOB価格引き上げを期待し、3100円前後で推移していただけに、この日はTOB価格にサヤ寄せする動きがみられた。TOBの当初買い付け期間は11月24日までとなる。同社株にはアクティビスト(物言う株主)として知られる米エリオット・マネジメントが7.11%を握る大株主に浮上しており、今後の展開に関心が集まっている。また、同社は11日の取引終了後、18年3月期業績予想の増額修正を発表した。売上収益を1990億円から2140億円(前期比24.5%増)へ見直したほか、最終利益を145億円から199億円(同2.7倍)へ修正した。半導体製造装置などの需要が伸びている。

■SHIFT <3697>  2,053円  +400 円 (+24.2%) ストップ高   11:30現在
 11日、SHIFT <3697> [東証M]が決算を発表。17年8月期の連結経常利益は前の期比22.7%減の4.4億円になったが、従来予想の2.8億円を上回って着地。続く18年8月期は前期比81.8%増の8億円に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなったことが買い材料視された。前期はコスト削減が進んだうえ、子会社の業績が改善したことで上振れ着地した。今期は金融、流通などのエンタープライズ領域を中心にソフトウエアテストの受注が拡大し、46.8%の大幅増収を見込む。

■HyAS&C <6192>  1,405円  +255 円 (+22.2%) 一時ストップ高   11:30現在
 ハイアス・アンド・カンパニー<6192>が一時ストップ高まで買われ、年初来高値を更新した。同社は11日取引終了後に、東証1部への市場変更への形式要件の充足を図るため15万株の立会外分売を実施すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。分売予定期間は10月26日から11月1日で、分売値段は分売実施日前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する予定。買い付け申し込み数量の限度は、顧客1人につき100株(売買単位100株)としている。

■アイエックス・ナレッジ <9753>  611円  +100 円 (+19.6%) ストップ高   11:30現在
 アイエックス・ナレッジ<9753>に物色人気集中、値幅制限上限の100円高は611円まで上値を伸ばし、2001年以来16年ぶり高値圏に浮上した。システム開発のほかコンサルティングやメンテナンス業務も展開する。メガバンクや生損保など金融向けで実績を有しており、仮想通貨関連の一角として思惑買いが続いている。みずほ情報総研を取引先におき、みずほフィナンシャルグループ<8411>が提唱した仮想通貨「Jコイン」普及局面に際し、ビジネスチャンスを得る可能性も指摘されている。

■北川精機 <6327>  619円  +100 円 (+19.3%) ストップ高   11:30現在
 北川精機<6327>はストップ高で、一気に600円台に乗せてきた。同社はプリント基板真空プレス機やFA機械などを製造販売しており、設備投資関連の一角として好収益環境を享受している。特にCCL成形用真空大型プレスでは世界トップの実績を持つ。ハイエンド化が進むスマートフォン向けなどにプリント基板は中期的な需要拡大が予想されている。また、産業機械も省力設備などの構造的な需要が追い風だ。業績は前期急拡大の反動もあって、今18年6月期は横ばいを見込むが増額修正の可能性も内包している。

■アイケイ <2722>  9,340円  +1,500 円 (+19.1%) ストップ高   11:30現在
 アイケイ <2722> [JQ]が急騰し、上場来高値を連日で更新した。11日、18年5月期上期(6-11月)の連結経常利益を従来予想の1.4億円→4.1億円に2.8倍上方修正したことが買い材料視された。インターネット・テレビ通販で雑貨や化粧品の販売が好調で、売上が計画を15.1%も上回ることが利益を押し上げる。上期増額分を下回る形で、通期の同利益も5.9億円→7.5億円に27.1%上方修正。増益率が6.5%増→35.4%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

■DMP <3652>  3,250円  +503 円 (+18.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ディジタルメディアプロフェッショナル<3652>がストップ高水準でカイ気配となっている。11日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)単独業績について、売上高が従来予想の2億7000万円から4億4000万円(前年同期比2.3倍)へ、営業損益が1億9000万円の赤字から1500万円の黒字(前年同期3億6400万円の赤字)へ、最終損益が1億9000万円の赤字から1600万円の黒字(同3億6600万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感されている。IPコアライセンス事業で新規ライセンス契約およびランニングロイヤルティー収入が計画を上回る進捗となったことが寄与した。また、プロフェッショナルサービス事業でも受託開発売り上げが堅調に推移したことがプラスに働いたとしている。

■クロスキャット <2307>  999円  +150 円 (+17.7%) ストップ高買い気配   11:30現在
 クロスキャット<2307>がカイ気配スタート、前日に商い急増の中で上値追い基調を強めていたが、改めて買い直される展開で4ケタ大台も意識される段階に入ってきた。ソフトの受託開発を手掛け、特に金融分野向けに強みを発揮する。仮想通貨関連ではブロックチェーン技術を持つカウラ社(東京都千代田区)と連携して同分野を深耕、安倍政権が注力の構えをみせる「電子政府」でも活躍の可能性がある。発行株数1000万株以下と小型で、信用買い残も枯れた状態にあることから株式需給面から上値の軽さが際立つ。

●ストップ高銘柄
 ミクロン精密 <6159>  1,963円  +400 円 (+25.6%) ストップ高   11:30現在
 など、10銘柄

●ストップ安銘柄
 なし

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