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【通貨】外為サマリー:1ドル112円40銭前後で推移、衆院選の与党優勢報道に反応限定的

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=112円40銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル高・円安で推移している。

 11日のニューヨーク市場では、NYダウが最高値を更新するなか112円56銭まで上昇。9月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の内容は、ハト派的と受け止められ、112円30銭台へ軟化する場面があった。

 この日の東京市場は、午前9時過ぎ以降は112円30銭台を中心とする一進一退。22日の衆院選に関する世論調査で「自民・公明の与党が300議席に迫る勢い」との観測が伝えられた。与党が安定多数を占める見通しで、安倍政権の経済政策が継続するとの見方が強まった。NY市場でこの報道が伝わった際には一時ドル高・円安要因に働いたが、市場には予想の範囲内との見方もあり、東京市場に移ってからの反応は限定的となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1864ドル前後と同0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=133円36銭前後と同50銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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