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【市況】<マ-ケット日報> 2017年10月11日

 11日の市場は日経平均が7日続伸。終値は前日比57円高の2万881円で連日の年初来高値更新となった。2015年6月につけたアベノミクス最高値(終値ベース)も超えて、株価水準は1996年12月以来の高さ(約21年ぶり)となっている。前日の米株高と日本企業の7-9月決算に対する期待感が買い材料。世界的な景気拡大もあって市場には先高観が広がっている。

 昨日の米国市場は大規模な自社株買い(2兆円超)を発表したウォルマート株の急騰を受けてダウ平均は3日ぶりに反発。再び史上最高値を更新した。同社はダウ採用銘柄でこの日は1社で24ドルも押し上げた。また、サウジが11月の原油輸出を削減するとしたことで原油先物(WTI)が大幅高。エネルギー関連株も買われている。

 さて、東京市場は連騰の過熱感も感じさせず日経平均が7連騰。世界的な出遅れ感や業績拡大期待などからじわじわと水準を切上げる動きが続いている。景気や企業業績に対する投資家の見方もかなり改善されており、少しの押し目でも拾ってくる様子が感じられる。この日は寄り前に発表された8月の機械受注も良好だった。一方、円相場はきのう、今日とやや強目の動きで目先の円安に一服感が漂っている。直近1カ月で6円も下落しただけにこちらはしばらく頼りにはならないだろう。

 個別では機械受注を好感してファナック <6954> が大幅高。特設注意銘柄の指定解除となる東芝 <6502> も続伸。一方、データ改ざんが発覚している神戸製鋼 <5406> は大幅続落。関連の神鋼商事 <8075> も売られている。(ストック・データバンク 編集部)

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