【市況】ETF売買動向＝11日前引け、ｉＳＴＰＸ、ｉＳ新興株Ｊが新高値

　11日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比0.4％増の693億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同2.9％増の637億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ野村ＡＩビジネス７０ <2067> 、ＭＡＸＩＳＪＰＸ日経インデックス４００ <1593> 、ダイワ上場投信－ＭＳＣＩ日本株人材設備投資指数 <1479> 、ダイワ上場投信－日経２２５ <1320> 、ＴＯＰＩＸブル２倍上場投信 <1568> など39銘柄が新高値。ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、日経平均ベア上場投信 <1580> 、ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> 、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> など15銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＯｎｅ　ＥＴＦ　ＪＰＸ日経中小型 <1493> は8.43％安と大幅に下落。

　日経平均株価が46円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金425億7500万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均475億7300万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が85億5200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が37億6600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が31億5400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が13億3500万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が11億7300万円の売買代金となった。

株探ニュース