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【市況】【今日の相場見通し】 本日の予想レンジ 10,700円~10,900円。

 米ダウ平均は、警戒された朝鮮労働党創建記念日に、北朝鮮の挑発行為が無かった安心感から、マーケットはリスクオンの動きを強め、業績見通しを好感したウォルマート株を中心に、小売りセクターが相場を牽引し、指数は史上最高値を更新して取引を終了。ただ、シカゴの日経平均先物は、日本市場で意外高となった影響から、大証の終値に比べ(日中比)15円程度値下がりして取引を終えていることから、東京市場の朝方は売り買い拮抗から昨日の終値近辺での取引開始となりそうだ。

 一巡後は、北朝鮮に動きが見られなかったことで地政学リスクが後退し、本日も堅調な値動きから、指数はアベノミクス相場の高値更新を視野に入れての売買が推測されるが、為替市場でドルの上値が重く推移している点はやや気掛かりで、相場の短期的な過熱感が警戒され中で、ドルが対円で111円台を覗くようなことがあれば、輸出関連セクターを中心に利益確定の動きが強まることも予想されるだけに、為替動向を警戒し指数の上値は伸び悩むことも想定される。

 テクニカル的には、引き続き1週間の平均値である5日移動平均線(20,718円)が、目先のサポートラインとして意識され、ここを割りこんでくるようであれば、次の下値メドは一目均衡表の転換線(20,554円)までの押しも推測されるが、米国市場が休場だった昨日の取引でも、日経平均は自力で3桁上昇を実現するエネルギーがあることを証明していることから、そこまでのヒステリックな調整局面は当面考え難く、上値は2015年の高値更新(20,952円)から、ボリンジャーバンドの+2σ(21,097円)が抵抗線となりそうだ。

 新興市場のジャスダック平均は、ボリンジャーバンドの+1σ(3,610ポイント)が目先の下値メドで、上値は心理的節目である3,650ポイントが目安となりそうで、マザーズ指数は、昨日の取引で回復した5日移動平均線(1,090ポイント)が目先の下値支持線で、上値は75日移動平均線(1,112ポイント)が抵抗線となるだろう。

 本日の予想レンジ 10,700円~10,900円。(ストック・データバンク 編集部)

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