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【注目】前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

神戸鋼 <日足> 「株探」多機能チャートより

■神戸製鋼所 <5406>  1,068円 (-300円、-21.9%) ストップ安

 東証1部の下落率トップ。神戸製鋼所 <5406> がストップ安。同社は8日、生産するアルミ製部材に関して、強度などを示す製品の検査証明書のデータを改ざんし、基準に合わない製品を出荷していた、と発表した。これを受け、10日の同社株には嫌気売りが殺到した。

■MS&AD <8725>  3,562円 (-143円、-3.9%)

 MS&ADインシュアランスグループホールディングス <8725> が反落。前週末6日の取引終了後、「ハービー」など8~9月に米国を襲った複数のハリケーンとメキシコ地震の被害に伴う保険金支払額が700億~1100億円に上る見通しだと発表しており、業績への影響を警戒した売りが出たようだ。なお、18年3月期業績予想は現在精査中としている。

■コジマ <7513>  408円 (-11円、-2.6%)

 コジマ <7513> が反落。前週末6日の取引終了後、集計中の17年8月期単独業績について、営業利益が従来予想の25億円から27億円(前の期比34.3%増)へ、純利益が14億円から23億円(同4.1倍)へ上振れたようだと発表したが、目先の材料出尽くしとの見方が強まっていることに加えて、株価は6日に年初来高値を更新していたことから、10日は利益確定売りに押される展開となった。売上高は2330億円に対して2327億円(同2.8%増)と、概ね計画通りとなったものの、引き続き経費コントロールに努めたことで営業利益は上振れたとしている。また、「平成28年度エネルギー使用合理化等事業者支援補助金」などの活用による補助金収入5億300万円を営業外収益として計上したことや、前の期に比べて固定資産の減損損失が大幅に減少し、さらに法人税等調整額も想定を下回る水準となったことも最終利益を押し上げた。

■しまむら <8227>  12,630円 (-240円、-1.9%)

 しまむら <8227> が6日続落。SMBC日興証券が6日付で投資判断を「2」から「3」とし、目標株価を1万4600円から1万2000円へ引き下げたことが弱材料視されたようだ。同証券によると、株式市場の同社業績への期待値は既に低いが、同社の属する低価格ファッション業界の競争激化やデジタル時代のテクノロジー/マーチャンダイジング面での対応の遅れによる競争劣位による売り上げの苦戦継続の可能性を懸念したという。また、競争激化による売り上げ予想の減額や、人材不足、時給上昇の影響を踏まえて販管費予想の増額などで、18年2月期の営業利益予想を501億円から457億円へ、19年2月期を同511億円から469億円へ下方修正している。

■電通 <4324>  4,980円 (-60円、-1.2%)

 電通 <4324> が続落。6日の取引終了後に発表した9月度の単体売上高で、全社売上高が前年同月比7.4%減の1305億600万円となり、6ヵ月連続で前年実績を下回ったことが嫌気されたようだ。クリエーティブ部門は堅調に推移したが、テレビが同2.7%減となったほか、マーケティング/プロモーション部門が同22.5%減となったことなどが響いた。

※10日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

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