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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:パソナG、フルキャスト、シュッピン

パソナG <日足> 「株探」多機能チャートより
■パソナグループ <2168>  1,438円  +211 円 (+17.2%)  11:30現在  東証1部 上昇率4位
 6日、パソナグループ <2168> が決算を発表。18年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益が前年同期比5.8倍の10億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。人手不足を背景に製造業やIT、金融を中心に人材紹介が好調だったほか、行政事務代行などの請負事業も伸びた。退職給付費用の負担減少に加え、システム基盤の共通化で効率化が進んだことも大幅増益に貢献した。上期計画の11.9億円に対する進捗率は84.5%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。

■フルキャスト <4848>  2,055円  +206 円 (+11.1%)  11:30現在  東証1部 上昇率7位
 フルキャストホールディングス<4848>が急騰し、一気に年初来高値を更新した。きょう10日に公示された衆院選は与党有利との見方が強まっており、アベノミクス経済政策に絡む銘柄を物色しようという動きが顕在化している。市場では「働き方改革や教育関連などに買いが向かいやすく、アルバイト紹介を展開する同社株は人手不足や時短など政策の流れに乗る。さらに、きょうは国内大手証券が強気の投資評価で新規カバレッジしていることが人気に拍車をかけた」(国内投資顧問)としている。

■シュッピン <3179>  2,827円  +280 円 (+11.0%)  11:30現在  東証1部 上昇率8位
 シュッピン<3179>が値を飛ばし3連騰、上場来高値更新を更新した。同社はカメラや時計など高級商材の買い取りや中古販売を展開しているが業績は絶好調に推移、前週末6日に発表した9月の売上高は前年同月比44.9%増だった。8月も45.4%増と高変化を示しており、それに続く大幅な伸びをみせた。月次も13カ月連続で前年実績を上回るなど飛ぶ鳥を落とす勢いで、これを手掛かり材料に物色人気を集めている。

■オンワード <8016>  910円  +63 円 (+7.4%)  11:30現在
 6日、オンワードホールディングス <8016> が発行済み株式数(自社株を除く)の2.06%にあたる300万株(金額で27億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い材料。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は10月12日から18年2月28日まで。同時に決算を発表。18年2月期上期(3-8月)の連結経常利益が前年同期比87.0%増の21.5億円に拡大して着地したことも支援材料となった。

■田中化学研究所 <4080>  2,504円  +85 円 (+3.5%)  11:30現在
 6日、東証が10日売買分から田中化学研究所 <4080> [JQ]に対する信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上[うち現金20%以上]とする)を解除すると発表したことが買い材料。日証金も増担保金徴収措置の解除を発表しており、信用規制の解除により、資金流入の活発化を期待する買いが向かった。

■UACJ <5741>  3,390円  +110 円 (+3.4%)  11:30現在
 UACJ<5741>が大幅続伸し、年初来高値を更新している。神戸製鋼所<5406>が8日、同社が製造したアルミ・銅製品の一部に関して、検査証明書のデータの書き換えなどを行い、基準に合わない製品を出荷していたと発表したことを受けて、UACJに代替需要が発生するのではないかとの思惑が働いているもよう。また、大紀アルミニウム工業所<5702>や日本軽金属ホールディングス<5703>などにも同様に思惑的な買いが入っているようだ。

■吉野家ホールディングス <9861>  1,923円  +52 円 (+2.8%)  11:30現在
 6日、吉野家ホールディングス <9861> が決算を発表。18年2月期上期(3-8月)の連結経常利益が前年同期比2.1倍の24.4億円に急拡大して着地したことが買い材料視されたようだ。成長軌道に乗るうどん店「はなまる」の積極出店が収益を牽引した。牛丼店「吉野家」部門で牛肉の仕入れ価格が下落したことも寄与した。また、アークミール部門、京樽部門の業績改善も大幅増益の要因となった。

■大同特殊鋼 <5471>  6,920円  +180 円 (+2.7%)  11:30現在
 大同特殊鋼 <5471> が大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が6日付で同社の投資判断を「ニュートラル(中立)→オーバーウエート(強気)」に引き上げ、目標株価を6200円→8300円に増額したことが買い材料視された。リポートでは、EVが本格普及するまでには時間を要し、それまでは「エンジンのダウンサイジング+ガソリンターボ化」が主流になると指摘。同社はこのガソリンエンジン革命の恩恵を享受、ステンレスや高合金を中心に収益が拡大することで、企業価値創造プロセスに構造的な変化が生じると考えている。

■サカタのタネ <1377>  3,400円  +80 円 (+2.4%)  11:30現在
 サカタのタネ<1377>が続伸、26週移動平均線とのマイナスカイ離を解消し戻り相場へのトレンド転換を印象づけている。同社は前週末6日の取引終了後に18年5月期の第1四半期(6~8月)連結決算を発表したが、売上高が162億3500万円(前年同期比3.9%増)、営業利益は39億2300万円(同17.7%減)、最終利益は29億1200万円(同18.1%減)だった。同社は今中間期(6~11月)の営業利益を39億円で計画しており、第1四半期時点で超過する格好となっている。研究開発コストなどが重荷となってはいるが、アジア向け種子販売の好調が収益に反映されており、これが買い戻しや押し目買いを誘発した。

■レーザーテック <6920>  2,313円  +48 円 (+2.1%)  11:30現在
 レーザーテック<6920>の2300円近辺は買い場といえそうだ。半導体向けマスク関連装置などを展開する同社は、スマートフォン高機能化や自動車のエレクトロニクス化、ビッグデーター普及を背景としたデータセンターの増設など、半導体を取り巻く好環境を大きく享受している。既存のEUVマスク検査装置、CMOSイメージセンサー検査装置などに高水準の引き合いがあるが、9月下旬には約160億円規模の新製品受注に成功したことを開示している。これは20年6月期以降の業績に反映されていく見通しで、中長期的な成長加速シナリオに期待が膨らんでいる状況だ。また、足もとの業績も好調であり、18年6月期は研究開発分野への積極的な先行投資の影響から営業利益は前期比微増の50億円を予想しているとはいえ、売上高ベースでは前期実績を2割強上回る見通しにある。また、同社が有するレーザー技術は、量子コンピューター分野でも今後注目される可能性がある。株価は青空圏を走る展開にあり、短期的には調整を挟んだものの、25日移動平均線との上方カイ離解消を経て上値追い再開が予想される。(銀) 

■神戸製鋼所 <5406>  1,068円  -300 円 (-21.9%) ストップ安売り気配   11:30現在  東証1部 下落率トップ
 神戸製鋼所<5406>は、大量の売り物を浴びウリ気配を切り下げる展開。同社は8日、生産するアルミ製部材に関して、強度などを示す製品の検査証明書のデータを改ざんし、基準に合わない製品を出荷していた、と発表した。これを受け、この日の同社株には嫌気売りが殺到している。

■MS&AD <8725>  3,554円  -151 円 (-4.1%)  11:30現在
 MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>は大幅安となっている。前週末6日の取引終了後、「ハービー」など8~9月に米国を襲った複数のハリケーンとメキシコ地震の被害に伴う保険金支払額が700億~1100億円に上る見通しだと発表しており、業績への影響を警戒した売りが出ているようだ。なお、18年3月期業績予想は現在精査中としている。

■コジマ <7513>  404円  -15 円 (-3.6%)  11:30現在
 コジマ<7513>が反落。前週末6日の取引終了後、集計中の17年8月期単独業績について、営業利益が従来予想の25億円から27億円(前の期比34.3%増)へ、純利益が14億円から23億円(同4.1倍)へ上振れたようだと発表したが、目先の材料出尽くしとの見方が強待っていることに加えて、株価は6日に年初来高値を更新していたことから、この日は利益確定売りに押される展開となっている。売上高は2330億円に対して2327億円(同2.8%増)と、概ね計画通りとなったものの、引き続き経費コントロールに努めたことで営業利益は上振れたとしている。また、「平成28年度エネルギー使用合理化等事業者支援補助金」などの活用による補助金収入5億300万円を営業外収益として計上したことや、前の期に比べて固定資産の減損損失が大幅に減少し、さらに法人税等調整額も想定を下回る水準となったことも最終利益を押し上げた。

■しまむら <8227>  12,690円  -180 円 (-1.4%)  11:30現在
 しまむら<8227>が6日続落となっている。SMBC日興証券が6日付で投資判断を「2」から「3」とし、目標株価を1万4600円から1万2000円へ引き下げたことが弱材料視されているようだ。同証券によると、株式市場の同社業績への期待値は既に低いが、同社の属する低価格ファッション業界の競争激化やデジタル時代のテクノロジー/マーチャンダイジング面での対応の遅れによる競争劣位による売り上げの苦戦継続の可能性を懸念したという。また、競争激化による売り上げ予想の減額や、人材不足、時給上昇の影響を踏まえて販管費予想の増額などで、18年2月期の営業利益予想を501億円から457億円へ、19年2月期を同511億円から469億円へ下方修正している。

■豊和工業 <6203>  1,647円  +300 円 (+22.3%) ストップ高買い気配   11:30現在
 豊和工業 <6203> が連日のストップ高に買われている。ブラックロック・ジャパンが5日付で同社株にかかる大量保有報告書を提出したことが判明しており、需給思惑から買いが続いているようだ。報告書によると、ブラックロックの同社株式保有比率は6.61%となり、新たに5%を超えたことが明らかとなった。

■栄電子 <7567>  702円  +100 円 (+16.6%) ストップ高買い気配   11:30現在
 栄電子<7567>が需給相場に突入、きょうで3日連続ストップ高でカイ気配と異彩を放っている。株価は2007年以来10年ぶりの高値圏に浮上。時価総額わずか30億円台にして前週末は売買高も155万株と急増、材料株人気の牽引役となっている。同社は独立系の電子部品商社で半導体装置向け中心に電源やコネクターで実績が高い。18年3月期営業利益は前期比85%増の2億9400万円と高成長を見込んでおり、年間配当は2円増配の7円を計画するなど株主還元姿勢も高い。

●ストップ高銘柄
 五洋インテックス <7519>  710円  +100 円 (+16.4%) ストップ高   11:30現在
 モリテック スチール <5986>  569円  +80 円 (+16.4%) ストップ高   11:30現在
 シライ電子工業 <6658>  750円  +100 円 (+15.4%) ストップ高   11:30現在
 など、5銘柄

●ストップ安銘柄
 神鋼商事 <8075>  3,230円  -700 円 (-17.8%) ストップ安売り気配   11:30現在
 など、2銘柄

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