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【市況】日経平均は小幅反落でスタート、地政学リスク警戒が上値の重しに/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 20680.54 (-10.17)
TOPIX  : 1684.66 (-2.50)

[寄り付き概況]

 10日の日経平均は小幅に反落して始まった。9日の米国市場では、米景気や税制改革法案成立への期待から買いが先行したものの、11日から本格化する7-9月期決算内容を見極めたいとの思惑から上げ幅を縮め、小幅に下げに転じた。この流れからやや利食い優勢から始まっている。また、北朝鮮は10日の朝鮮労働党の創立記念日に合わせて新たな軍事挑発に出るのではないかと各国が警戒しており、上値の重しとなっている。

 セクターでは保険、鉱業、鉄鋼、証券、卸売、銀行、石油石炭、海運が下落。一方で、パルプ紙、建設、小売、その他製品、サービスが上昇。売買代金上位では、任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、キーエンス<6861>、ソフトバンクG<9984>が上昇。半面、メガバンク3行が冴えないほか、ファナック<6954>、ソニー<6758>、ファーストリテ<9983>が冴えない。
《DM》

 提供:フィスコ

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