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2017年10月06日15時19分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):パークシャ、薬王堂、トーセイ

パークシャ <日足> 「株探」多機能チャートより
■パークシャ <3993>  11,800円  +1,370 円 (+13.1%)  本日終値
 PKSHA Technology<3993>が大幅続伸、3日につけた1万1140円の上場来高値を更新した。同社は前月22日に東証マザーズに新規上場した、東大発の人工知能(AI)ベンチャー企業。トヨタ自動車<7203>からも出資を受けるなどAI関連の技術力には定評がある。3日にはスパークス・アセット・マネジメントが7%強の株式を買い大株主に浮上するなど、資産運用会社も攻勢をかけている。

■薬王堂 <3385>  3,180円  +289 円 (+10.0%)  本日終値  東証1部 上昇率4位
 岩手地盤のドラッグストア、薬王堂 <3385> が5日に決算を発表。18年2月期上期(3-8月)の経常利益(非連結)は前年同期比24.4%増の23億円に伸びて着地したことが買い材料視された。引き続き地域密着型の積極出店を進めたほか、既存店売上高も前年実績を上回って推移したことが寄与。部門別では食品や日配品を扱うコンビニエンスケア部門が13.0%増収と売上を牽引した。また、受取補償金2.5億円を計上したことも大幅増益につながった。併せて月次売上高を発表。9月既存店売上高は前年同月比4.9%増と今期に入り7ヵ月連続で前年実績を上回ったことを好感する買いも向かった。

■ベルク <9974>  5,910円  +490 円 (+9.0%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 ベルク<9974>が急反発し年初来高値を更新。5日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高1031億7500万円(前年同期比8.3%増)、営業利益49億4600万円(同0.4%増)、純利益35億8500万円(同11.8%増)と最終利益が2ケタ増益となったことが好感された。上期は4店舗を新規に出店した一方、既存店4店舗の改装を実施したことに加えて、店舗作業に合わせた配送体制の見直しを引き続き行い店舗運営の効率化に取り組んだことなどが寄与した。また、前期に計上した貸倒引当金繰入額がなくなったことも最終利益を押し上げた。なお、18年2月期通期業績予想は、売上高2050億3100万円(前期比5.9%増)、営業利益92億5500万円(同1.0%増)、純利益65億1900万円(同5.0%増)の従来見通しを据え置いている。

■スターゼン <8043>  5,890円  +310 円 (+5.6%)  本日終値
 スターゼン<8043>は大幅反発で年初来高値を更新。同社は5日取引終了後、2021年3月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を発表した。それによると、最終年度の売上高は3800億円(17年3月期実績3139億4300万円)、営業利益100億円(同55億6200万円)を目指す。基本戦略として、(1)総合食肉加工メーカーへの挑戦、(2)業務プロセス改革によるグループ競争力強化、(3)コーポレート機能強化――の3点をあげている。

■トーセイ <8923>  1,061円  +48 円 (+4.7%)  本日終値
 トーセイ <8923> が続伸し、連日で年初来高値を更新した。同社は5日に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。17年11月期第3四半期累計(16年12月-17年8月)の連結税引き前利益が前年同期比3.9%増の85.2億円に伸びて着地したことが買い材料視された。商業施設売却の上積み分がなくなった不動産開発事業が赤字に転落したものの、収益ビルの販売が大きく伸びた不動産流動化事業の収益拡大などで補い、増益を確保した。中間期の同利益は19.1%の減益だっただけに累計で増益に転じたことが好感された。また、通期計画の90億円に対する進捗率は94.7%に達しており、業績上振れを期待する買いも向かったようだ。

■アエリア <3758>  2,078円  +77 円 (+3.9%)  本日終値
 アエリア<3758>が4日ぶりに反発。5日の取引終了後、従来未定としていた17年12月期の期末一括配当予想を10円にすると発表。株式分割を考慮すると前期に対して実質5円の増配となることから、これを好材料視した買いが入った。

■エスペック <6859>  2,303円  +59 円 (+2.6%)  本日終値
 エスペック<6859>は4日ぶりに反発。岩井コスモ証券が5日付で投資判断「B+」を継続しつつ、目標株価を1950円から2500円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。2次電池や自動運転に向けたセンサーなど自動車関連向けを中心に環境試験器の好調な受注が続いていることを評価。好調な受注を背景に第1四半期(4~6月)営業損益は5年ぶりに営業黒字転換を果たしたが、第2四半期以降も受注好調で、18年3月期営業利益は39億円(前期比20%増、会社予想37億円)と2期ぶりの増益を予想。19年3月期も同42億円と連続増益を見込んでいる。

■三菱UFJ <8306>  734.8円  +18.3 円 (+2.6%)  本日終値
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>が3日ぶり反発、26週移動平均線近辺で頑強な動きをみせている。米国では好調な経済指標が相次ぐなか長期金利の上昇が続いており、前日の米10年債利回りは2.34%台半ばまで上昇、これは7月13日以来、約3カ月ぶりの水準となった。また、米上院がFRBの銀行規制を担当する理事にランダル・クオールズ元財務次官をあてる人事を承認、これが金融規制緩和の推進思惑につながり、ゴールドマン・サックスなど大手金融株が大きく買われた。東京市場でも相対的に出遅れが目立つ同社株を筆頭にメガバンクに買いが入りやすい環境にある。

■東邦亜鉛 <5707>  5,300円  +120 円 (+2.3%)  本日終値
 東邦亜鉛<5707>が5日続伸。足もとで亜鉛価格が上昇基調を強めており、同社株に見直し買いが流入。ロンドン金属取引所(LME)の亜鉛3カ月先物は5日には反落したが、4日は3300ドル前後と2007年8月以来、10年2カ月ぶりの高値圏に上昇。オーストラリア鉱山の減産の一方、中国向け需要は堅調であり亜鉛価格は上昇基調にある。同社は傘下に豪州・エンデバー鉱山を持ち、亜鉛価格の上昇は追い風となる。

■日軽金HD <5703>  336円  +7 円 (+2.1%)  本日終値
 日本軽金属ホールディングス<5703>が続伸。アルミ総合メーカーで、7月下旬以降のアルミニウム市況の上昇が追い風となっている。18年3月期経常利益は前期比6.7%増の280億円を見込むが、「半導体製造装置向け厚板やトラック架装が好調で10億円程度上乗せされる可能性が高い」(国内中堅証券)との見方が出ている。PER11倍台で配当利回りは2.4%弱に達し、ROEも13.5%と高い点など見直し余地が大きい。

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